top of page

院長ブログ


クリニックの看板を新設しました。
こんにちは。院長の岸です。 当院はかなり交通量の多い東西道路沿いに位置しています。バイパス側から東西道路をフェニックス大橋に向かって行くと右手にありますが、看板などの表示がなく分かりづらいというお声をいただいておりました。 この問題を解消するため、東西道路側へ看板を設置してみました。 私の顔が目印です この看板を設置するにあたり、参考にしたのが きぬた歯科の看板です。「きぬた歯科」は看板界のカリスマともいえる存在で、世の中にはそのオマージュと思われる看板も数多く見られます。 私がまだ若手だった頃、東京都内の病院に勤務していました。郊外を車で走っていると、至る所で「きぬた歯科」の看板を目にしました。鮮やかな背景色にクリニック名、そして院長の顔写真を大きく配置する――それが基本スタイルです。黄色の背景に黒文字という組み合わせは、どこか ラーメン二郎 の看板にも通じるものがあります。 正直なところ、最初は「なんだこの看板は」と戸惑いもありました。しかし、そのインパクトは圧倒的で、気づけば「きぬた歯科」という名前が強く印象に残っていました。毎日のように目
7 日前


禁煙外来を開始します。
こんにちは。院長の岸です。 当院では、このたび「禁煙外来」を開始することにいたしました。 喫煙の「害」と、私が向き合ってきた現実 私はこれまで勤務医として、心筋梗塞や脳梗塞により重篤な後遺障害を負った方や、下肢閉塞性動脈硬化症のため足を切断した方など、喫煙を続けた結果として辿る厳しい現実に、何度も立ち会ってきました。 厳しい指導の裏にあった思い そのような過酷な現場にいた当時、私は禁煙できない患者さんに対して、あえて厳しい言葉をかけることがありました。「このままだと命に関わりますよ」「なぜ自分の体を大切にできないのですか」と――。 今振り返ると、その厳しさは「なんとかして救いたい」という焦りや無力感の裏返しでもありました。実際に、その言葉をきっかけに禁煙に成功された方もいらっしゃいます。 しかし一方で、その厳しさが負担となり、相談しづらく感じてしまった方もいたのではないか――そんな葛藤も今の私にはあります。 だからこそ、開業した今の私は、「厳しさ」だけでなく、 「医学的な選択肢」を適切に活用することで、もっと患者さんの負担を減らしながら禁煙を支え
3月12日


つらい花粉症の季節を乗り切るために
スギ花粉が飛散する様子(AI生成) こんにちは。院長の岸です。 春らしい日も増えてきましたが、それと同時に「鼻がムズムズする」「目が痒い」といった症状でお悩みの方が増えてくる時期ですね。 今回は、今や国民病とも言われる「花粉症」について、その種類や治療法についてお話しします。 1. 日本の花粉症の代表格:スギとヒノキ 日本の花粉症の約7割は スギ花粉 が原因と言われています。 スギ花粉(2月〜4月頃) 日本の森林の多くを占めるため、飛散量が多く、広範囲に影響を及ぼします。 ヒノキ花粉(4月〜5月頃) スギ花粉のピークが終わる頃に飛び始めます。スギと共通のアレルゲン(原因物質)を持っているため、スギ花粉症の方の多くがヒノキにも反応し、症状が長引く原因となります。 その他、初夏にはイネ科、秋にはブタクサやヨモギなど、季節ごとに異なる花粉が飛散しています。 2. 「もしかして風邪?」通年性アレルギーの可能性 花粉の時期以外にも鼻炎症状がある場合、 通年性アレルギー性鼻炎 の可能性があります。 原因の多くは ダニ(家塵・ハウスダスト) 、ペットの毛、
3月7日


健診の「LDLコレステロール値」とどう向き合うか―将来の心血管リスクを抑えるための考え方
健康診断でLDL(悪玉)コレステロールの数値を指摘された際、どのように対応すべきか迷われる方も多いかと思います。脂質異常症は自覚症状がないため放置されがちですが、長期的な視点で血管の健康を考えることが、将来の心筋梗塞や脳梗塞の予防において重要です。 本日は、最新の動脈硬化性疾患予防ガイドラインに沿った、当院の診療方針についてお伝えします。 健診でコレステロールの異常を指摘されたら(画像はAI生成) 1. 血管への「累積曝露量」を考慮する 近年の研究では、動脈硬化の進行は、LDL-C値の高さだけでなく、高いかどうかだけでなく、「どのくらいの期間その状態が続いているか」(累積曝露量)が関係していることが報告されています。 一次予防(発症前の方):Lower for Longer 若いうちから 適切な数値を維持し 、 血管への負担を「長く抑える」ことが大切です。(Lower for Longer) 二次予防(既往のある方):Lower the Better 既に心血管疾患を経験された方の場合は、再発を防ぐために、よりしっかり数値を下げることが重要になり
2月20日


AGA治療について
先日患者さまから「AGA治療に興味があるが、先生自身は治療はやっていないんですか?」というご質問をいただきました。確かに疑問に思われるのももっともだと思い、今回記事にしてみました。 高血圧などの治療と違って、 AGA治療は“やらないといけない治療”ではありません。AGA治療は美容寄りの側面もあるので、ご本人の満足度や価値観で選択する治療です。 私自身もAGAの体質であるため、AGAについて気にされる方のお気持ちは十分理解しております。私は現状で不都合がないため治療していませんが、同じように悩まれている方のお役に立ちたいという思いから、AGA治療のご相談を始めました。 AGA治療は医学的に有効性がある治療です。早期介入で進行を緩やかにすることができます。当院ではフィナステリド錠 1mg(プロペシアのジェネリック)を取り扱っております。 治療は必須ではなく選択肢の一つですので、関心がございましたら説明だけでも承ります。定期受診の診察時でも大丈夫です。無理に治療を勧めることはございませんので、どうぞお気軽にご相談ください。
2月17日


除雪は「命がけのスポーツ」?除雪の際の心臓のリスクと守り方
今年の長岡市は今のところ例年よりは雪が多くないようですが、今週は大雪が予想されています。 我々にとって冬場の雪かきは必要不可欠な行為ではありますが、あまりにもドカ雪が降ると、朝起きて外を見るのが憂鬱になります。実はこの「雪かき」、心臓にとっては驚くほどの負担がかかっていることをご存知でしょうか。 今回は、なぜ除雪が心臓発作を引き起こしやすいのか、そして命を守るために何に気をつけるべきかをお伝えします。 強い負荷となる雪かき(画像はAI生成) 1. 雪かきは「全力疾走」と同じ負荷 研究によると、 重い雪をスコップで持ち上げる作業をわずか10分間続けるだけで、心拍数は最大心拍数の97%にまで達する ことが報告されています。これは、スポーツジムでの全力のランニングや、心臓の負荷試験(トレッドミル検査)の限界レベルに匹敵します。 普段運動習慣のない方が、氷点下の屋外でいきなりこのレベルの激しい運動を行うことは、心臓にとって極めてハイリスクな行為です。 2. なぜ「冬の除雪」は心臓を狙い撃ちにするのか? 単なる重労働以上に、冬の除雪には心血管イベントを引き
1月19日


肺炎球菌ワクチン「キャップバックス」の接種について
当院では、成人の肺炎予防の新たな選択肢として、21価肺炎球菌結合型ワクチン「キャップバックス」の接種を開始いたしました。 肺炎は、特にご高齢の方や基礎疾患をお持ちの方にとって注意が必要な疾患です。適切な時期にワクチンを接種することで、重症化を予防することが期待されています。 1. 現在の肺炎球菌ワクチンの種類 現在、成人が接種できる肺炎球菌ワクチンには、主に以下の種類があります。 23価多糖体ワクチン(ニューモバックスNP) 15価・20価結合型ワクチン(バクセバンス・プレベナー20) 21価結合型ワクチン(キャップバックス) :今回導入したもの キャップバックスは、成人の肺炎球菌感染症の原因となりやすい21種類の血清型をカバーするように開発された結合型ワクチンです。 2. 結合型ワクチンの特徴と接種回数 キャップバックスは「結合型ワクチン」という仕組みにより、体内の免疫応答をより強く引き出し、免疫の記憶を残すことが期待されます。 そのため、従来の多糖体ワクチン(ニューモバックスNP)のように5年ごとの再接種を繰り返す必要はなく、 原則として1回
1月9日


謹賀新年:2026年も地域医療に貢献してまいります
新年あけましておめでとうございます。 2025年11月に開院した当院も、無事に初めての新年を迎えることができました。 開院までは立川綜合病院との二足のわらじで多忙な日々でしたが、今こうして地域の皆様をお迎えできていることに大きな喜びを感じています。 不慣れな運営に四苦八苦することもありましたが、支えてくれるスタッフや家族への感謝を忘れず、2026年も一歩ずつ成長していきたいと考えています。 本年も、地域の皆様の健康を全力でサポートしてまいります。 どうぞよろしくお願いいたします。
1月1日


開院1ヶ月が経過しました
11月4日に開院し、1ヶ月が経過しました。今のところ幸い大きなトラブルなく診療をすることができております。 今後は健診や予防接種、自由診療などの診療内容を充実させていくことを予定しています。引き続き地域の医療に貢献できるよう努力してまいります。よろしくお願いいたします。 12月4日は雪が積もりました
2025年12月4日


7日間ホルター心電図を開始しました
私は循環器専門医として、心臓病について広く診療を行っています。また、不整脈専門医として、不整脈に対する診療には力を入れています。不整脈とは、 心臓の拍動(リズム)が乱れること です。 不整脈と言っても種類は様々です。期外収縮のようなそれだけでは害の少ないものもあれば、心房細動という脳梗塞や心不全の原因となるようなもの、心室頻拍や心室細動など命に関わるものなど多岐にわたります。不整脈診療の難しさでもあり面白さでもありますが、症状があっても治療を要さない不整脈もあれば、症状がなくても治療をしたほうがいい不整脈もあります。また、症状は一言で言えば動悸ですが、その表現の仕方は胸がドキドキする、脈が乱れる、脈が抜ける、心臓の鼓動を強く感じるなど様々であり、さらに動悸症状があっても不整脈は認められないこともしばしばあります。 不整脈診療において欠かせないのは心電図です。心電図で通常の波形とは異なる波形が記録されることが不整脈の診断においては非常に重要です。基本となるのは 12誘導心電図 と呼ばれるものです。 当院の12誘導心電図機器 名前の通り12の波形を記
2025年11月14日
bottom of page

