肺炎球菌ワクチン「キャップバックス」の接種について
- 翔平 岸
- 6 日前
- 読了時間: 2分
こんにちは、きしクリニック院長の岸です。
当院では、成人の肺炎予防の新たな選択肢として、21価肺炎球菌結合型ワクチン「キャップバックス」の接種を開始いたしました。
肺炎は、特にご高齢の方や基礎疾患をお持ちの方にとって注意が必要な疾患です。適切な時期にワクチンを接種することで、重症化を予防することが期待されています。
1. 現在の肺炎球菌ワクチンの種類
現在、成人が接種できる肺炎球菌ワクチンには、主に以下の種類があります。
23価多糖体ワクチン(ニューモバックスNP)
15価・20価結合型ワクチン(バクセバンス・プレベナー20)
21価結合型ワクチン(キャップバックス):今回導入したもの
キャップバックスは、成人の肺炎球菌感染症の原因となりやすい21種類の血清型をカバーするように開発された結合型ワクチンです。
2. 結合型ワクチンの特徴と接種回数
キャップバックスは「結合型ワクチン」という仕組みにより、体内の免疫応答をより強く引き出し、免疫の記憶を残すことが期待されます。
そのため、従来の多糖体ワクチン(ニューモバックスNP)のように5年ごとの再接種を繰り返す必要はなく、原則として1回の接種で長期間の予防効果が持続すると考えられています。
3. 長岡市の助成制度と過去に接種された方へ
長岡市の定期接種(公費助成)は、原則として65歳等の対象年齢の方に、ニューモバックスNPの接種が行われています。
65歳以上の方の任意接種: 定期接種の対象年齢を外れた方や、すでに過去に定期接種を受けられた65歳以上の方は、全額自己負担の「任意接種」としてキャップバックスを接種いただけます。
過去に接種歴がある場合: 65歳時にニューモバックスNPを接種された方でも、前回の接種から1年以上が経過していれば、追加でキャップバックスを接種することが可能です。
4. 費用とリスク・副作用について
本ワクチンは、予防接種法に基づかない「任意接種」となります。
費用:総額 14,000円
主な副作用: 接種部位の痛み、赤み、腫れ、筋肉痛、疲労感、頭痛など。多くは数日以内に自然に軽快しますが、稀にショックやアナフィラキシーなどの重大な副作用が起こる可能性があります。
5. ご予約・ご相談
接種をご希望の方や、ご自身が対象になるか確認したい方は、お電話にてお問い合わせください。
きしクリニック 電話番号:050-5527-4691※ワクチンの在庫確保のため、事前のご予約をお願いしております。




